2021-12-19 しぜんと暮らす エッセイ 夜、月を見るのが好きだ。 柔らかい月の光に全身が清められる、そんな気持ちになる。 星、オリオンをみていると、時を忘れる。 ときどき強烈に帰りたい、とさえ思う。 森、木々の中で鳥の声を聞き、歩く。ときには森の中にぽっかり空いたひろばでリスと出会う。わたしもおなじように木の実を集めてまわる。 花、草原で風に吹かれながら咲く小さな花。実りにむけていきている。 花のちからをいつもわけてもらっている。わたしに必要な分だけ。 まわりに在る しぜんに気づける、わたしでありたい。